こんにちは、THE COREのユキです。
多肉、塊根が好きで育てたり、現地まで見に行ったりしています。
さて多肉植物や塊根植物を種子から育てたい場合、種子を販売サイトで購入する必要があります。
実際に種子を購入しようと思ったとき、
- 多肉植物や塊根植物の種子ってどこで買えばいいの?
- ちゃんとしたものが届くの?
といった心配がありますね。
結論からいうと、多肉植物や塊根植物の種子を購入できるサイトはいくつかありますね。
そしていくつかの注意点さえ押さえるだけで、ほしい植物の種子を購入できるんです。
販売サイトによっては発芽方法までの方法をまとめているところもあるので、初心者の方でも安心して植物を育てることができます。
では、失敗せずに多肉植物や塊根植物の種子を購入するときの注意点と、種子を購入した時の体験談を合わせて具体的に解説しましょう。
多肉植物や塊根植物の種子をネットで購入するときの注意点
実際に植物の種子を買うときに気を付けることは
- 育てたい植物の種子の発芽方法を確認
- 発芽実績を確認
- 種子の入荷時期を確認
といった点でしょう。
ひとつずつ解説していきます!
育てたい多肉植物や塊根植物の種子の発芽方法を確認!
まずはあなたが育てたい多肉植物や塊根植物の種子の発芽方法を確認しましょう。
もし、発芽までの管理を間違えてしまうとせっかく発芽するはずだった種子も発芽しません。
それどころか種子がカビてしまったり、腐って死んでしまう場合だってあるんです。
なので、種子を購入する前に必ず発芽方法を確認しましょう!
しっかりと発芽方法を知っておくだけで、発芽率はぐんっとあがりますよ!
特に、
- 発芽に適切な温度は何度か
- 好光性種子かどうか
を確認しておくと、発芽率をUPさせることができます!
種子の入荷時期を確認!新鮮な種子ほど発芽率が上がる
発芽方法が分かって、いけそうだと思ったら購入先で種子の入荷時期を確認しましょう。
というのも、植物の種子は新鮮なら新鮮なほど発芽率がいいんです。
パキラという植物を例に挙げてみましょう。
パキラは実がなってから1か月以内の発芽率が非常に高く、1か月が経過すると発芽率は半減します。
パキラは特に鮮度が大事なんですね。
じゃあ多肉植物や塊根植物も1か月以内に蒔かないといけないの?
と思うかもしれませんがそんなことはありません。
一般的なパキポディウムやアガベ、サボテンなどは適切な管理で半年は発芽率を保っていますね。
1年経っても順調に発芽します。
多肉植物や塊根植物の種子の購入の目安は、入荷後一年以内ですね。
入荷時期の記載は販売元によって書いてあったり、なかったりします。
私は基本的に入荷時期を記載しているところで買うようにしていますよ!
発芽実績を確認!実績を公開しているほど信頼できる
ここまで確認できたら、次に販売元やレビューなどで発芽実績を確認しましょう。
発芽方法がわかり、入荷時期が最近だったとしても、実際に発芽しなければ意味がありません。
販売元によっては販売者が種まきをして、どれくらい発芽したか書いているところがあります。
こういった販売元は信頼度が高いですね!
他には、オークションサイトやAmazonなどはレビューがあったりするので、レビューのいいところで購入しましょう!
購入する種子の数を決めよう!種子は育てたい株数より多めに購入
種子を10粒蒔いて5粒発芽したとしたら発芽率は50%ですね。
「5株も育てられたら満足!」
と思うかもしれません。
私もはじめはそうでした。
ただ育てていると、
- 水切れで枯れた
- 日差しが強すぎて枯れた
- 腐らせてしまって枯れた
- 何故か枯れた
なんてことが起こり、徐々に数が減っていきます。
というのも発芽したての芽は弱く、ちょっとした環境の変化や不注意で枯れてしまうことが多いです。
なので種子から育てる場合、なるべく多く発芽をさせた方が長く育てることができますよ!
パキポディウム グラキリス(以下グラキリス)を例に挙げます。
グラキリスの種子の発芽率が80%だとすると5粒購入して4粒が発芽します。
この年は天気も良く雨も適度に降ったため3株がすくすく育ちました。
これなら問題はありませんね!
この年は長雨が続き、日照時間も適度に確保できず、4株とも腐って枯れてしまいました。
これでは来年また1からやり直しです。
こういった事態は蒔く種子の個数を増やすことで回避できます。
もし、5粒ではなく10粒購入していて8粒が発芽していたら、1株は運よく残ったかもしれませんからね。
グラキリスは比較的育てやすい方ですが、育成の難しい多肉植物や塊根植物だとなおさらですね。
あなたが最終的に育てたい株数より多く発芽するように種子を購入しておくことは長期的に植物を育てるためのポイントになります!
多肉・塊根植物の種子をネットで購入した時の失敗談
いままで数々の植物の種子を購入し、育て、販売までしてきました。
その中で、種子をネットで購入した際、実際に起きた失敗について話していきますね。
実際に起きた失敗は
- 購入した種子とは違う種類の芽が出た
- 購入した種子が粉々に割れた状態で届いた
といったところです。
1つずつ話していきます。
失敗談①:購入した種子とは違う種類の芽が出た
これはメルカリで植物の種子を購入した時のこと。
パキポディウム エニグマティクムという植物の種子を購入し、すぐに蒔きました。
蒔いて1週間後、本葉が出てきましたしたが葉が細長いことから、違和感を感じていました。
1か月ほど経ったときには明らかに別種のパキポディウム ホロンベンセであることがわかりました。
ですが、購入から1か月以上経過してしまっていたので、この時は返金等はお願いせず諦めました。
失敗談②:購入した種子が粉々に割れた状態で届いた。
とあるショップから種子を購入した時のこと。
包装に緩衝材が入っておらず、届いた種子の大半が粉々に割れた状態で届きました。
もちろん発根できるわけもなかったので、すぐにショップさんに連絡し新しいものを送ってもらいました。
塊根植物や多肉植物の種子を失敗なく購入するには
ここまでで、塊根植物や多肉植物の種子購入の注意点と実際の失敗談を話しましたね。
実際に種子を購入する際は私のように失敗しないために植物の種子販売をしているネットショップで購入することをおすすめします。
ショップの場合、種子の取り扱い経験も多いので、失敗は起こりにくいですね。
また、発根のテストをしっかりしていたり、種子の保管もしっかりされているため発芽率も良いものが多いでしょう。
私が運営している植物販売サイト「Plants by THE CORE」では、多肉植物や塊根植物の種子を販売しています。
もちろん3つの注意点は網羅しているのでご安心ください。
ポチっと押して、ほしい種子があるか確認してみてください!
それでは良い植物ライフを!