こんにちは、THE COREのユキです。
ビザールプランツ(アガベ、パキポディウム、塊根植物等)を埼玉で育てたり、現地を訪れて観察したりしています。
園芸歴はもうすぐ10年になりますね。
今回は、「アガベ(リュウゼツラン)とは?〜テキーラの原料になる植物〜」を徹底解説していきます。
- テキーラの原料のアガベ(リュウゼツラン)は育てられるの?
- どんな種類があるの?
- 大きくならないの?
と気になりますよね。
結論、アガベ(リュウゼツラン)は家でも育てられますよ。
しかも意外と簡単に育てられるので、観葉植物としておすすめです。
そんな魅力的なアガベ(リュウゼツラン)について話していきましょう。
名酒テキーラと不思議なアガベ(リュウゼツラン)の魅力
皆さんはテキーラというお酒を知っていますか?
お酒が好きな方は勿論、そうでない方も名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
テキーラとはメキシコ原産の蒸留酒で、ジン、ラム、ウォッカと並ぶ4大スピリッツの一つです。
実は、アガベ(リュウゼツラン)はテキーラの原料になっています。
アガベは観葉植物としても広く愛されていて、ホームセンターでも手に入れることができます。
その独特の色、形、そして花に魅了される人が多い人気の植物なんですよ。
自宅でテキーラは作れるの?
この話を聞くと「自宅で育てた観葉植物からテキーラが作れちゃうの?」と思われた方もいるでしょう。
いいえ、そうではありません。
テキーラの原料として使われるのは、300種を超すと言われるアガベの品種の中でもアガベ・テキラーナという品種が主です。
さらに指定の地域・方法で作られたもののみが正式にテキーラを名乗ることができます。
自家製栽培による手作りテキーラは残念ながら実現は出来ません。
ですが、アガベ(リュウゼツラン)はお酒の他にも美容と健康で注目されるアガベシロップや、不思議な魅力を持つ観葉植物として日本では広く愛されているんです。
アガベ(リュウゼツラン)の魅力
アガベを日本語では竜舌蘭(リュウゼツラン)と書きますが蘭の仲間ではなく多肉植物です。
メキシコや西アメリカに分布しています。
その種類は300以上、小型のものから3m以上のものまで存在します。
また、葉の形状や花の色もさまざまです。
10年から数十年にかけてゆっくりと成長し、分厚い葉の中央から長く伸びた茎を空に向かって伸ばし、その先にを咲かせます。
花は一生に一度しか咲かず、その後は枯れてしまいます。
品種によって育て方や耐寒性も少し違ってくるので、是非自分に合ったアガベ(リュウゼツラン)を探してみてくださいね。
アガベ入門におすすめ3品種
ここからは初めてお迎えするアガベとしておすすめの3品種を紹介します。
アメリカーナ
アメリカーナはアガベの中でも代表的な品種で、街路樹としても利用されています。
ホームセンターでも取扱いが多く、手に入れやすいので初めてのアガベにおすすめです。
大型に成長しますのでシンボルツリーにも良いかもしれません。
吉祥冠錦
吉祥冠錦はアメリカーナとはまた違った風合いのアガベです。
アメリカーナに比べると小さく育つため、大きくなりすぎない株を育てたい方にはおすすめです。
こちらもホームセンターなどで取り扱っていることがあります。
チタノタ
おすすめ3品種目はチタノタ。
チタノタはマニアも多く、私もその一人です。
ホームセンターでは取扱が少ないですが、多肉植物を販売する園芸店では取り扱っていますよ。
チタノタの中でも鑑賞価値の高い株には名前がつくこともあります。
奥が深く、コレクション性があり、何よりカッコいいアガベです。
まとめ
今回は「アガベ(リュウゼツラン)とは?〜テキーラの原料になる植物〜」について解説しました。
アガベ(リュウゼツラン)とは
- メキシコ、西アメリカに分布する植物
- アガベの中でもテキナーラはテキーラの原料となる
- 種類は300以上、小型なものから3m以上のものまでさまざまな品種が存在
- 不思議な魅力を持つ観葉植物として日本では広く愛されている
アガベ入門におすすめの3品種はこちら
- アメリカーナ
– ホームセンターでも手に入るベーシックな品種。 - 吉祥冠錦
– ホームセンターでも手に入る。アメリカーナに比べると小型。 - チタノタ
– 多肉植物を取り扱う園芸店で手に入る。マニアも多い。
奥が深く、魅力的なアガベ、ぜひ育ててみてくださいね。
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