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アガベの春の育て方&育成の注意点

アガベ 春の育て方

こんにちは、THE COREのユキです。

ビザールプランツ(アガベ、パキポディウム、塊根植物等)を埼玉で育てたり、現地を訪れて観察したりしています。

園芸歴はもうすぐ10年になりますね。

さて、今回はアガベの春の育て方を解説します。

アガベの春の育成は

  • どうすればいいか分からない
  • 日当たりは良くしていいの?
  • 植え替えをしていいのか分からない

といった、不安がありますね。

私も育成を始めて1、2年目は春の育成方法に悩んだり、失敗もしました。

誰もが不安になるアガベの春の育成方法ですが、いくつかやるべきことを押さえれば上手に育てられますよ。

それでは、アガベの春の育成でやるべきことについて解説していきましょう。

アガベの基礎的な育て方

アガベ ホリダ

アガベの基礎的な育て方のポイントは、「日光」「水やり」「風通し」の3つです。

まず、朝から日中の間、なるべく直射日光が当たっている場所に置きましょう。

そして、アガベの下葉4枚くらいにシワが出てきたタイミングで水やりをしてください。

最後に、アガベに風を当てることはとても大切です。

室外で育てている場合は自然と風が当たるので、それほど気にしなくても大丈夫ですよ。

室内ではサーキュレーターなどで風を当ててくださいね。

アガベの基礎的な育て方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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アガベの春の育て方

アガベ チタノタ

それでは、アガベの春の育て方について解説していきます。

室外への移動

春になり暖かくなってきたら、冬場、室内管理していたアガベを室外へ移動させましょう

アガベを室外に置く時は、日差しがしっかりと当たる場所を選ぶようにしてくださいね。

私は屋上に育成場を設けて、朝から昼過ぎくらいまでしっかりと日差しが当たるようにしていますよ。

しかし、鉄の上やコンクリートの上には直接置かないようにしましょう。

夏場に熱くなりすぎて、アガベが痛んでしまうことがあります。

私は鉢の温度が上がりすぎないよう、木の棚の上でアガベを育てています。

鉢の温度が上がらないおすすめの棚はこちら

地面から1段高い場所に置くことで、熱を逃がしやすくなり、アガベを傷めにくくなりますよ

植え替えを行う

春は植え替えに最適な季節なので、春に植え替えを行いましょう。

夏~冬に植え替えをするとアガベを痛めてしまう可能性が高いですね。

夏の植え替えは、暑さでダメになってしまうことが多いですね。

秋の植え替えは、きちんと発根ができていないまま冬を迎えると傷めてしまいます。

そして冬の植え替えは、発根しないので控えましょう。

春になってアガベが動き出すタイミングで植え替えをすると、その後の1年、順調に育てることができますよ。

熱中症や日焼け対策をしっかり行い、植え替えを楽しんでくださいね。

子株を外すこと

植え替え時に、株の周りに子株が付いていたら、子株を外してあげましょう。

子株をそのままにしていると、親株に子株が潰されたり、親株が斜めに育ったりと、形が悪くなってしまいます。

子株が出てきた段階で外したいのですが、植え替え時でないと外すのがなかなか難しいです。

そのため、春の植え替え時に子株を外すようにしましょう。

植え替え時に外せば、また来年以降の植え替え時に子株を外すというサイクルも生まれてきます。

子株がかなり小さいと不安な方もいるかもしれませんが、小さくてもしっかりと発根するので大丈夫ですよ。

それでも心配な方は、少し成長してから外してあげてくださいね。

植え替え時の用土の配合についてはこちらの記事で解説しています。

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春の注意点

アガベ オテロイ

ここからはアガベ育成における春の注意点を解説していきます。

急な直射日光に注意しましょう

冬場、室内やハウスの中で育てている状態は、思っている以上に遮光されています。

春になり、急に直射日光の下に出すと葉焼けを起こすことがありますね。

葉焼けとは、葉が直射日光に耐えられず、表面の組織が死んでしまうような状態です。

遮光された環境から、直射日光が当たる場所への移動は細心の注意を払いましょう。

葉やけを防ぐには、徐々に明るい場所に出すことです

まずは室内から軒下に置いて2~3日様子を見ます。

大丈夫であれば、もう少し明るい場所で2~3日様子を見ます。

最終的に直射日光の当たる場所へと移動しましょう。

日によって外に出したり、室内にしまったりと日当たりを調整します。

特に絶対に焼きたくない大切な株は、細心の注意を払って管理しましょう。

一度葉焼けしてしまうと、1年くらい葉焼けが残ってしまうので注意してくださいね。

気温に注意しましょう

4月になると暖かい日が続きますが、急な寒い日もありますね。

特にこの時期は寒さに加えて雨も降るので、余計にアガベが痛みやすいです。

あまりに寒さが続く場合は、室内に移動させて仕切り直しましょう。

しかし、小さなハウスや栽培小屋のような閉鎖された場所は、外気温が低くてもハウス内は高温になります。

すると、高温になりすぎてアガベが痛んだり、枯れてしまいますね。

まめに気温を確認して、春の育成に努めましょう。

翌日の天気を確認すると良いですよ。

まとめ

今回はアガベの春の育て方について解説しました。

アガベの春の育て方は

  • 室外への移動させる
    – 地面の温度が高くなりすぎないよう、木の板などを敷く。
    – 葉焼け・気温に注意し徐々に室外の環境に慣らしていく。
  • 植え替えをする
    – 熱中症に気をつけながら春の間に植え替えをする。
  • 子株を外す
    綺麗な形にアガベを育てるために、なるべく子株は外してしまう。

以上3つです。注意点にもを気をつけながら、元気なアガベを育ててみてくださいね。

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